夏のKIFUN体験塾レポート(8月5日)

こんにちは。にたないです。

今回は、夏のKIFUN体験塾2日目(8月5日)のレポートを記載します。

この日も花巻は暑く、30度を越える真夏日。7名とちょっと寂しい人数とはなりましたが、参加してくれたみんなは元気に楽しく様々な体験をしてみました。

 

この日、最初にしてみたのは「新聞を読もう」。

テレビのニュースは聞き流しても、なかなか新聞をちゃんと読む機会がない子どもたち。

そのため、新聞のニュースをピックアップして、みんなで読んでみます。

この日のネタは、「東京オリンピックで野球、ソフトボール復活」。

この日のテーマが「オリンピックを楽しもう!」なので、それにあわせたネタを用意しましたが、反応はイマイチ。

 

前にも書きましたが、昔スポーツといえば「野球」だったのに、あまり野球に興味がない様子。それでも、4年後の東京オリンピックでは、この子たちも中学生、高校生なので、もしかしたら「野球」や「ソフトボール」をスタジアムで見るかもしれない・・・。

そんなことを話して、モチベーションをUPしながら、始まりました、サッカー「日本VSナイジェリア」

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結果を知ってる人は知ってると思いますが、すごい試合でしたね~。

普段、サッカーの試合って「1-0」とか「1-1」とか「2-1」とかあんまり点数入んないのに、

この日はなんと「4-5」。

残念ながら日本代表は、7時間前にブラジル入りしたナイジェリアに負けてしまいましたが、開始15分足らずで「2-2」と4点も入る展開に、サッカーに全く興味のない子も興奮した様子。

さすがに後半、日本が立て続けに失点し劣勢になったときには、テレビの前から一人消え、二人消えの状況でしたが、最後鈴木武蔵選手が1点差につめるゴールを決めた時には、外まで響き渡るくらいの大声援がこだましました。

 

日本代表応援後は、昼食。

書くのを忘れてましたが、昼食は基本お弁当なのですが、なかなかお弁当を作れないご家庭向けに、今回は昼食も有料で準備しました。

前日は、ディンドンさんのランチを弁当に。

この日は、つぼっけきっちん。さんのパスタ弁当です。(写真撮るの忘れた・・・)

 

さて、午後はこの日のメーンイベント。

「花巻の歴史から現在を知る」。

今回は、御田屋町にある菊池捍邸を見学しながら、花巻の歴史を学びます。

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大正14年に当時武家屋敷の立ち並ぶ花巻市の御田屋町に突然、西洋風の建物が建ち、当時の人々は皆驚いたといいます。

それがこの「菊池捍邸」。

 

今回、この菊池捍邸で、花巻の歴史を教えていただくのは、花巻市文化財保護審議会委員の木村清且さん。

木村さんは設計会社を経営されており、歴史的建築物に関しては、花巻でも随一の造詣が深い方です。

今回は、木村さんに宮沢賢治の寓話「黒ぶだう」の舞台ともいわれる菊池捍邸を案内していただきながら、この建物が現在、花巻に現存している意義や、宮沢賢治に深い関わりのあった当時の豪商「大津屋」のつながり、そして宮沢賢治からつながる高村光太郎、石川啄木、野村胡堂、金田一京助など人脈について、詳細な資料をもとにわかりやすく説明していただきました。

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なかなか難しい内容だったので、子どもたちにはどうかなぁと正直思っていましたが、思ったよりちゃんと話を聞けていましたし、実際に見学した際には、いろいろなことを木村さんにも質問しており、子どもたちにとってもいい体験になったことと思います。

また、この建物は本当は解体される予定であったものが、この日も参加していただいた「花巻の文化を愛する市民の会」の秋山潔さんをはじめとする保存活動が実を結び、盛岡の開業医の方の篤志により現存しているという事実を教えていただき、参加者の中にはその活動に関心を持った子どももいました。

 

続いてのプログラムは、まなび学園での「ネオホッケー」。

夕方とはいえ、体育館の中は暑く、まるで蒸し風呂。

あまり、負荷をかけないように軽くトレーニングをするつもりでしたが、この「ネオホッケー」を楽しみに参加した子もいて、熱いバトルが繰り広げられました。

この「ネオホッケー」。あまり有名ではないんですが、いわて国体でもデモンストレーション競技として葛巻町で開催されます。

やってみると、老若男女、楽しめるようなスポーツでありながら、結構ゲーム性もあって、運動不足の人にとってはかなりいいスポーツなのではないかなーと個人的には思っています。

もちろん、子どもたちもとっても楽しんでいました。

 

ということで2日目も終了。

1日目で負傷した子がこの日はどうかなぁと思っていたのですが、ご家族の方にお伺いしたら、「1日目とっても楽しかったので足ちょっと痛いけど2日目も行く」って言って来てくれたとのこと。

本当に嬉しい限りです。

一応、その子の足の様子が心配だったので、菊池捍邸の行き帰りは車による送迎もしていたのですが、最後にはネオホッケーにも参加して熱く

バトルしてたので、

「足が痛いのはどうなったんじゃい!」

と叫びたい衝動にもかられましたが、でも怪我なく無事に2日目も終了したので、まあよかったです。

 

ということで、今回はここまで。

次回は、8月7日の親子工作教室のレポートです。