夏のKIFUN体験塾8月8日のレポートです。
さて、夏の体験塾も後半戦。この日の参加者は12名。
まずは、恒例の新聞を読んでみよう!から。
この日のテーマは7日の花巻の気温が35度を超えたというニュース。
8日もまたまた真夏日になりましたが、熱中症にならないようこまめに水分補給をするよう指導しました。
そして、課題学習を終えると、リオ・オリンピックビューイング。
サッカー日本代表は予選リーグ1試合目でナイジェリアに負けて崖っぷち。この日負けてしまうと予選リーグ敗退が決まってしまいます。
結果は2点リードされたものの中島選手のゴールなどで追いつき2-2の引き分け。
この日は、水泳競技もやっていたので2元中継のようになってしまいましたが、それでも日本選手の活躍に熱い声援を送っていました。
さて、午後の部。
予定では、午後イチで自然観察をする予定になっていましたが、さすがに暑いので予定変更。
「先生になってみようプロジェクト」をやってみました。
ルールは簡単。
子どもたちが先生になって、自分の伝えたいことや自分の知っていることを仲間に教えるだけ。もちろん質問も受け付けて内容を掘り下げます。
最初は、何を話したらいいのかわからず、なかなか自分の伝えたいことをうまく表現できません。
それでも、徐々に慣れてきて、自分の知っていることをみんなに伝えていきます。
例えば、ある子は釣りが大好きで、メバルのことを一生懸命説明するのですが、ほかの子にはなんのことかわからずちんぷんかんぷん。
でもこうやって、伝え、伝えられることでコミュニケーションが生まれ、教えられる方は自分の知らなかった世界が広がっていきます。
そして教える方は、どうやったら上手く伝えることが出来るか、いわゆるプレゼンテーションスキルを鍛えることができます。
今回の「先生プロジェクト」では、「バスケットの有名選手のはなし」や「ディズニーの都市伝説」、「高校野球の応援歌」、「地球と月ができた理由」など本当にいろいろな話がでてきて、ちょっとした「すべらない話」のようになっていて、子どもたちも盛り上がってとてもいいプログラムとなったと思います。
さて、次は「自然観察」
ちょっと曇ってきて涼しくなってきたので、気候的にはイイカンジ。
今回は、イギリス海岸目指してみんなで歩いて向かいます。
イギリス海岸では、ドーバーファーム市民の会の佐々木勝男さんに、イギリス海岸の変遷やイギリス海岸でとれるクルミの話をわかりやすく説明していただきながら、実際に案内してもらいました。
ただ話だけ聞いているのももったいないからか、佐々木さんの案内でなんと川に入ってみます。
思えば、宮沢賢治も、こうやって稗貫農学校の生徒をつれてこの海岸で実習をしたんだよなぁ、と思うと、やはり歴史を感じずにはいられません。
と油断してたら、案の定、石で足を滑らす子や「かっぱり」をとる子続出!
やっぱり、現代の子は川遊びには慣れてないようです。
時間もあっという間に過ぎて、この日もいろいろなことを体験して無事終了。
ドーバーファーム市民の会の佐々木さんには、いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。
次回は、8月9日、10日のレポートです。
いよいよ遠足プロジェクト・・・でしたが、ハプニング続出。いろんな意味でいい体験になりました。
ということで、乞うご期待。