コミュニティ会議訪問日記~成島地区コミュニティ会議~

コミュニティ会議訪問日記2回目は成島地区コミュニティ会議です。

今回も、花巻市民活動支援センターの太田さんと一緒に成島地区コミュニティ会議を訪問。

事務局の菊池さんに対応いただき、成島地区の様子をお伺いしました。

 

成島地区では、「成島地区コミュニティ祭り」や「スポーツ交流大会」など住民の多くが参加している行事があるほか、月1回開催している「いきいきサロン」では、毎回ボランティアで10名ほどの方がお手伝いするなど、住民参加の地域づくりが着実にすすんでいるような印象を受けました。
特に「成島地区コミュニティ祭り」では、多くの住民の方が参加するよう、ミニ運動会や12mの海苔巻き作り、芸能鑑賞などさまざまな取り組みを組み合わせて開催しているとのことでした。

 

また、ハード事業の割合を減らしてソフト事業を増やす取り組みをすすめようとしているとのことですが、成島地区のハード事業は、すべて業者に任せるのではなく、例えば道路の側溝整備では、住民の方が購入した資材(グレーチング)を住民の方で敷設し経費を削減するなど、住民の知恵と工夫、そして参画による地域づくりを行っている様子が伺えました。

 

こういった素晴らしい取り組みを行っているにもかかわらず、「前年と同じ事業をやっているのは、継続ではなく後退である」との菊池さんのお言葉どおり、新規事業に取り組んでいるほか、昨年行われたワークショップで提案されたアイデアを実現するためにどうしたらいいか検討している姿勢は、ほかのコミュニティ会議の皆さんも参考になるのではないでしょうか?

 

前回の投稿でも書きましたが、こういった成島地区のような素晴らしい地区の事例を学ぶ機会が少ない、つまりコミュニティ会議の交流が少ないのがやはり課題で、ぜひ、さまざまなコミュニティ会議を訪問して、交流のきっかけ作りをしていきたいと考えています。

今回、対応いただいた菊池さん、コミュニティ会議の事務局の皆さん、ありがとうございました。

成島地区の取り組みは、コチラから見ることができますので、ぜひ皆さん参考にしてみてください!!