こんにちは。にたないです。
夏のKIFUN体験塾 いろいろな方のサポートをいただき、無事に終了いたしました。
おかげさまでした。この場を借りて御礼申し上げます。
さて、今回から何回かシリーズで、夏の体験塾レポートをお届けしてまいります。
まずは8月4日(木)体験塾1日目です。
この日は12名の子供たちが参加してくれました。
また、この日は、学生サポートとして盛岡大学の4年生荒関さん(通称サミー)にもお手伝いしていただいて、スタート。
でも、はじめはみんな緊張気味・・・
ということで、最初はアイスブレイクも兼ねてワークショップをしてみよう!
今回は講師先生としてPPJ(ペアレントプロジェクトジャパン)の藤尾智子さん、戸田節子さんをお招きし、こどもたちが話し合いで物事を決めていく、その導入段階のワークショップをしていただきました。
ワークショップといえば、付箋をペタペタ貼っていくそんなイメージを持つかたも多いと思いますが、そんな形式にとらわれず、今回は子供たち対象ということもあって「自由に」「のびのびと」ワークショップをしてもらいます。
最初は、子供たちが自分の好きな色紙を選んでみる。
そして、その似た色紙を持ったグラデーションで席順を決める「色紙ワーク」
そのあとその色紙に自分の良いところを書き、無作為抽出で発表してもらう「アンケートゲーム」
子どもたちにとっては、いずれも初めての体験でドキドキしながらも楽しみながらワークをしてみました。
さて続いては、4人グループになって自由な発想で絵を描いていくというワーク。
模造紙の四隅に小さく絵を書きながら模造紙を回して大きく絵を描いていきます。
描いているうちに楽しくなって、自由しすぎる発想で脳内フィーバーしていくこどもたち・・・。
知らず知らずのうちに子どもたちが打ち解けて、緊張がほぐれるとともに、絵を描く楽しさが溢れ出てくるのがわかります。
びっくりするくらい自由な絵が描けました。
続いて、午後の部。
午後は「ゲーム&ワーク」ということで、2つのゲームをしてみます。
1つ目は「船長の決断」
これは合意形成ゲームといって、新入社員向けなどに使われるワークを小学生向けに簡単に手直ししたもの。
簡単に言うと、遭難した船の船長が取るべき行動に順位をつけていくというゲーム。
一応の正解はあって、一人で考えた解答とみんなで話し合って考えて出した解答を比較していくというもの。
通常は、みんなで話し合って考えて出した解答のほうが点数が高くなるのだが、主張の強い人に引きずられたりすると、
自分で考えた解答のほうが点数が高くなったりする・・・
今回のワークでも班によっては、みんなで話し合ったほうが点数が低くなったところもあって、
いかにいろんな人の話を聞いて、合意形成を引き出すか、ちょっと難しいワークとなりました。
続いては「ボクの座席はどこ?」というワーク。
これは、20個のカードに断片的な情報を記載して、座席を決めていくというもの。
例えば「中村さんはカラオケが好きです」とか「カラオケの好きな人の前は千葉さんです」とか「千葉さんはカドの席です」とか。
これはコミュニケーションのワークでみんなで自分の情報をだして意見交換していかないと解答がだせない。
今回は3グループ中2グループが正解までたどり着きましたが、アンケートではこのゲームが一番楽しかったという意見が多かったです。
そして、この日の最後は「まちなか探検」。
ただまちなか探検するのもつまらないので、ウォークラリー形式でスポットごとにクイズを出す形でまちなか調べをしてみました。
スポットは「花巻市民体育館周辺」「まなび学園周辺」「花巻駅」「旧マルカン付近」の4つ。
そこで、そのエリアにある看板や建物、石碑などを調べます。
夕方といっても30度を超す炎天下の中、子どもたちもバテ気味。
鼻血を出してしまった子、足をくじいてしまった子など負傷者続出で、
当初予定していたコースから「旧マルカン付近」には行かず、コースを短縮しての開催となりました。
疲れながらもいろいろと調べてきた子どもたち。
クイズの全問正解者はいませんでしたが、かなりの正解率。
よく注意していろんなことをみてきたなぁと感心しました。
そんなこんなで1日目終了。
緊張と疲れで子どもたちも相当バテてしまった感じですが、それでも帰りのアンケートでは楽しかった、という意見が多数寄せられました。
2日目のレポートはまた次回。
ではでは、にたないでした。