リオ・オリンピック雑感

こんにちは。にたないです。

現在、結学舎は次なるプロジェクトに向けて準備中。

これからいろいろな「つながり」でもって、みなさんのお役に立つサービスをお届けしていきたいと考えています。

さて、ブログも体験塾のことばっかりだったので、法人立ち上げについて書くか、秋のプロジェクトについて書くか、迷ってましたが、今回はリオ・オリンピックについて書いてみます。

 

こんなにちゃんと見るのはロス・オリンピック(1984)ぶり

サラリーマンのときはいくらオリンピック見たくても、決められた時間に仕事にいかなきゃいけないんで、腰を据えてオリンピックって見ることできないんですよね~

おまけに、今回のリオとかアトランタ(1996)とかほぼ日本の時間と真逆の時間。

ボクもやらなきゃいけないこと山積みだったんですが、「4年に一度のオリンピックだ!今しか見られない!」って勝手に決めて、夜中までオリンピック見てました。

考えてみれば、こんなにちゃんとオリンピック見るのって、中学校3年生だったロサンゼルス・オリンピック以来なんですよね~。当時、まだ東西冷戦が続いてて、ソビエト、東ドイツをはじめとする東側諸国は軒並み不参加。そんな中で日本は金メダル10個取ったんです。

そう、あの森末慎二さんが鉄棒でオール10点とって金メダルとったときですよ。

でも、このオリンピックの体操競技は着地さえ決まれば高得点がでる採点方法だったので、団体自由ではフィニッシュで三回宙返りの大技を繰り出していたのに、種目別決勝では難易度の低いスワンのダブルに切り替えたんですよね。それでもリスクを好む森末さんにしては、かなり迷ったうえでの決断だったようです。

森末さん以外にも、このロスオリンピックに出場した選手の中には現在も活躍されている方がたくさんいて、例えば柔道の無差別級金メダルの山下泰裕選手。リオの日本選手団の副団長のあの人です。

決勝戦、準決勝で足を負傷した山下選手の足を攻めず、堂々と戦い敗れた(という噂の)エジプトのラシュワン選手も話題になりました。

また、現在、マラソンをはじめとする長距離解説でおなじみの増田明美さん。選手のミニ情報を合間合間に入れながら、選手の立場にたって解説する増田さん、ボクもとっても大好きな解説者の方なんですが、ロスオリンピックではマラソンの金メダル候補と呼ばれながら途中棄権し、「非国民」とか「ヨーダ」(スターウォーズの。似てるからか?たぶん。)と呼ばれてたりしてました。

あとは、これもまた金メダル候補だったのに、14着に惨敗したマラソンの瀬古利彦さんや銅メダルだったバレーボールの三屋裕子さん、中田久美さん、意外なところではグレコローマン90㎏級で2回戦敗退の馳浩現文部科学大臣。

しかし、あの馳浩が文部科学大臣になるとはねぇ。新日デビュー戦のブーイングが忘れられない・・・。

あー、もう、若い方にはわからないですよねぇ。昔話してすみません。でもねぇ、年取るとこうやってバックトゥザフューチャーしたくなるのよ。調子に乗って歌手デビューしたカール・ルイスの話や、コマネチの美しさとは一変、ゴムまりみたいなメアリー・ルー・レットンの話もしたいけど、ここらへんでやめます・・・。

感動するストーリーを創作する日本テレビとポエム河村

金メダル12個、総メダル数41個と大健闘だった今回の日本選手団。

その中で残念だったのが、日本選手団の主将の吉田沙保里選手。

このオリンピックで一番、泣き顔を見た選手でした。

そして、その吉田選手の試合で話題になっているのが、日本テレビの河村アナウンサーの実況。

2年前に亡くなった吉田選手のお父さんのことを中心に、

「はたして父とともに戦う6分間になるんでしょうか・・・力は2倍になるか!」とか

「私にとって3歳から磨いてきたレスリング、タックルは父から、本当に教え込まれた…」とか

情感たっぷりに実況するもんだから、ネット上では「ポエム河村」とネーミングされ、批判が殺到しているそうです。

これは、河村アナウンサーを含め日テレ(ほかの民放も同じようなもんだけど)の番組制作に問題があると思います。

単純に試合を中継していればいいものを、日本人が出場していない時間は、ある特定選手のこれまでのエピソードや家族、友人、プライベートまで持ち出してきて事前に取材した映像を流す。

「父が亡くなった」→「亡くなった父が力を貸してくれる」→「その結果金メダル」→「日本中感動の嵐」っていう感動ストーリーを事前に描いて番組創っているのがすんごくいやな感じがするわけです。

ただ単純に、その試合を見て、その試合を戦って、その姿に感動する。それでいいじゃないですか。

だって、女子レスリングで言えばノーマークの土性選手や川井選手が金メダル取った時だって感動しましたよ。本当に。メダルとった人のバックボーンはあとから何回もワイドショーでやってくれるので、感動したけりゃ、「スッキリ」でも見ればいいっていう話じゃないでしょうか。

(ほとんど見たことないけどね。)

東京オリンピックに個人的に期待できる競技、危うい競技

さて、4年後は東京オリンピックです。

個人的には、競技人口が増えている競技、協会全体が盛り上がっている競技、若手が育っている競技は期待できると思います。

具体的には、バドミントンや卓球、水泳というところでしょうか。

これらの競技にはもうひとつ共通点があって、やはりジュニア時代から育成する(選手を見つけて育てる)ことができるシステムがちゃんと成り立っているということでしょうか。

また、今回これらの競技で戦った選手たちを見ても、あまり悲壮感とか責任感が感じられない。例えば、バドミントンのタカマツペアにしたって、世界ランク1位とかのプレッシャーはあまり感じず、普段通り(普段見ていないのでそうらしいという報道)戦っているのが印象的でした。

その一方でどうも責任感が強すぎるなぁって感じるのが、柔道。一応、今回、男子はすべての階級でメダル取れたからいいじゃない。

なのに、「目指す色とは違う色のメダルでしたけど・・・」とか「みなさんの期待に沿えず・・・」とか口そろえて言ってんの。

うーん(゜-゜)

やっぱり、柔道は体育会系なので仕方ないんだかもしんないけど、武道としての柔道と競技としての柔道はやはり分けて考えた方がいいような気がします。

もう、柔道はスポーツなんだからまた日本に不利なルールに変わっていくかもしれないし、これはこれでしょうがない、とあきらめてさわやかに戦ってほしいなぁ。

あ、あと危ういのは男子体操ね。個人的には白井健三クンの精神力とかマスコミの受け答えとかは内村クンなみと思っているけど、内村という超人がいるうちに、体操全体の底上げがあればよかったんだろうけど、どうもここ何年か同じメンバーで、新しい風が見えてこない。今回のリオのバックアップメンバーである萱選手や神本選手がどこまで成長できるか、期待したい。

いずれにしても、体育会系と系譜は重なるのかもしれないが、オリンピックでは「日本のため」に戦ってほしくない。

また、昔話になるけど、千葉すずってスイマーがいて(広瀬すずじゃないよ)、アトランタオリンピックで期待されたメダルが取れなかったとき、「そんなにメダルが欲しかったら自分でやればいい」「自分は楽しむためにオリンピックにきた」とほざいて、大バッシングを受けたことがあった。

国がお金をかけて強化しているんだから結果だすべき。そんな意見もあるがそんなこととは次元が違う。

というか、今回のリオ・オリンピックを見る限り、少なくとも今の若い選手たちの「自分を支えてくれた人に感謝する」とか「いろいろな人のサポートがあって競技ができる」というコメントを見ると、「国のため」「個人のため」という二元論は止揚(アウフヘーベン)されているように感じるので、妖怪のようなじいさんたちが「日本のために戦え~」って今以上にプレッシャーをかけるであろう東京オリンピックでも、そんなに心配しなくてもいいのかもしれない。

いずれ、4年後は自分にとっては最初で最後の日本で開催する夏季オリンピック。今から楽しみにして待ちたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください