結学舎は、今年度地域づくりサポート業務という事業を花巻市から受託して地域づくりの支援を行っています。
今年度は、湯口地区のコミュニティ会議と湯本地区のコミュニティ会議の2箇所について、地域住民の合意形成のために、ワークショップなどの手法を使いながら、地域づくりのお手伝いをさせていただいています。
今回は、湯口地区の取り組みをご紹介いたします。
自然!産業!文化芸能! バランスのとれた湯口地区!!
湯口地区は、花巻市の西部に位置し、東はマックスバリュやホーマック、薬王堂など大型店、住宅が密集する中根子地区から西は豊沢ダムや大空滝など西和賀町や雫石町と隣接する広範な地域。
ここで約7000人、2400世帯の方々が暮らしています。
これは、湯口地区コミュニティ会議で作成した「ゆぐちず」。
これを見るだけで、本当に広いことがわかります。
(地図の一部が切れてしまっています。すみません・・・)
自然豊かな地域に、花巻南温泉峽をはじめとする観光施設や、クレー射撃場、鉛温泉スキー場などのスポーツ施設、大谷荘、花巻荘などの福祉施設、円万寺観音堂を代表とする寺社仏閣など、
産業、福祉、文教的な施設が点在するとともに、農業や農作物を加工した食品加工業、6次産業の取り組み、神楽などの郷土芸能も盛んであり、自然、産業、文化芸能のバランスのとれた地区であるといえます。
湯口地区の地域づくり計画
湯口地区での地域課題の解決に取り組むため、湯口地区コミュニティ会議では、3年間の「湯口地域づくり計画」を策定しています。
来年度から新たな3年間がスタートすることから、結学舎では、来年度から始まる「湯口地域づくり計画」の策定のお手伝いをすることとなりました。
計画づくりのための話し合い
今回の計画づくりにあたっては、教育、産業、総務、保健福祉の各部会で3年間の計画をつくることになり、各部会では、部会員の方や関係団体の方を交えてワークショップによる知恵だしを行いました。
今回は、自由な話し合いを行い、話し合いの内容をグラフィッカーさんにより可視化してもらいながら、課題と解決方法等を共有しました。
事前に事務局や役員が計画をつくるのではなく、自由な話し合いからはじめることによって、これまで考えられなかった新たな発想や、参加者に新たな気づきが生まれます。
1回目の話し合いでは、とてもいい雰囲気で、いろいろなアイデアが生まれてきました!
2回目は、2月以降に開催することにしていますが、地域の課題の解決のための計画になることを期待しています!!