夏のマイ★スタ遠足プロジェクト、すったもんだのあげく決まった遠足の行き先「奥州宇宙遊学館」。
「奥州ってどこ?」
「きっぷ買ったことない!」
「やっぱりプールに行きたかった!」
という子どもたちを安全かつどう楽しませるか、頭を悩ませながら「遠足プロジェクト」当日を迎えました。
第一関門「きっぷ購入」
さて、遠足当日。
今回の遠足には、小学校1年生から6年生の子どもたち、10人が集まりました。
まず、花巻駅から出発し、水沢駅を目指します。
ここで、第1関門「きっぷの購入」。
今回は、あらかじめきっぷ代、バス代、入館料を調べ、事前に1人分ずつ子どもたちに渡しておきます。(本来はここまで子どもたちにやらせたかったのですが・・・)
「今回の旅行にかかる経費はこれくらいなので、君たちはそこから支払うんだよ」
お金の価値を勉強するのも、今回の遠足の一つの目的です。
さて一人ひとりきっぷを買って、電車に乗り込みます。
おー、うまくみんな買えました。上手、上手。
でも、次に待ち構える自動改札機でやはり・・・。
一応、こうやって改札するんだよ~と教えたんですが、きっぷを投入し、戻ってくるきっぷをとらずにスルーしてしまい、「ピンポン、ピンポン」とエラー音が。
「あんた、どうやって水沢いくんだい?」
「ピンポン」なってるそばから次の子もきっぷ投入。駅員さんが駆けつけ、改札口が渋滞になったのはいうまでもありません。
でも、これも経験。ひとつひとつ失敗しながら覚えていきます。
水沢駅からバスに乗って江刺のまちへ
今回、奥州宇宙遊学館だけでは物足りないので、江刺の街に行ってみることにしました。
奥州で子ども向けの施設ってなかなかなくて、あっても公共交通機関で行けない遠いところだったり、予算的にオーバーするところだったりで、いろいろと頭を悩ませましたが、水沢駅からバスでなんとかいけそうな「江刺カルチャーパーク」を中心に江刺のまちをめぐってみることにしました。
さて、電車、バスと乗り継ぎ、江刺バスセンターへ。
途中、車酔いの子もいましたが、全員無事に江刺のまちへ。
と思ったのですが、車酔いの子と6年生男子2人が離脱、7人で江刺のまちを探検します。
ここで、サプライズが!
参加者の保護者の方のお知り合いである奥州商工会議所の阿部さんが、なんと江刺のまちを案内してくれるというではないですか!
結構、ノープランだった「江刺まちなみ見学」本当に助かります!
阿部さんには、
亀の子せんべいで有名な「八重吉煎餅店」さん
明治6年創業の蔵のある酒店「柏木本店」さん
和菓子や小さなケーキが楽しい、菓子処「菊正堂」さん
江刺にゆかりの劇作家、作詞家菊田一夫を顕彰する「菊田一夫記念館」などを案内していただきました。
こうやって案内してもらうと、江刺というまちは、本当に「蔵の多いまち」ということがよくわかります。
こどもたちも、おやつをいただいたり大満足な「まちなか見学」となったと思います。
なったよね???
まちなみを案内していただいた阿部さんをはじめ、見学にご協力いただいた施設のみなさん、本当にありがとうございました。
結構、まちなかを歩いたので、疲れが心配。
このダメージが午後に響くことになるのですが、この続きは、「その3」でまた紹介したいと思います。