【冬のマイ★スタ情報】いろいろな出会いがコミュニケーション能力を高める

 

12月27日から始まる「冬のマイ★スタ!」。

申込受付は12月18日(月)からとなっています。

今回は、申し込みフォーム&メールのみでの受付ということになりますが、興味のある方はぜひ参加よろしくお願いします。

どうしようかな~、と迷っている方のために、「冬のマイ★スタ」で取り組むプログラムをご紹介しますよ~。

『check it out !!』

 

 12月27日は、コミュニケーションとバルシューレを中心に・・・

 

これまでの、「体験塾」&「マイ★スタ」では、低学年と高学年が一緒にいろいろなことに取り組むことが多かったのですが、1年生と6年生では、理解力や読解力も異なるため、低学年には難しく高学年には易しすぎるという課題がありました。

そのことを踏まえ、今回の「冬のマイ★スタ!」では、基本的に「低学年」と「高学年」は別メニューで行いますが、12月27日は、コミュニケーション&バルシューレを一緒にやってみます。

どうして「コミュニケーション能力」が必要なの?

 

『コミュニケーション能力』
・・・実は、コレ、これからの子どもたちにとっても重要な能力になってくると思います。

でも、

「学校のお友達と仲良くやってるから大丈夫」

とか

「今でもLINEとかで会話できるし、これからAI(人工知能)とか発達してくると人とコミュニケーションとらなくてもいいんじゃないの?」

とかいう意見もあると思います。

 

そのとおりかもしれません。
が、これからはおそらく、「グローバル」で、「流動性が高く」て、「情報伝達技術(ICT)が必須」な世の中になっていきます。

実は、その時に必要な能力のひとつが『コミュニケーション能力』なんだと思います。

「グローバル」で「流動性」が高いということは、例えば仕事一つを取ってみても、「終身雇用」という日本独特の雇用形態が、今後は変化していくということです。

その時に、顔見知りばかりの社会でありがちな「1を言えば10解かる」といったコミュニケーションは通用しなくなるはずです。

 

すなわち、

「相手の話をよく聞き」(傾聴)

「理解した上で」(理解)

「自分の主張をする」(主張)

という、これまでの日本人が苦手としてきた形のコミュニケーションを図っていかないと、グローバルで、流動性の高い社会で生き抜いていくことはできないんじゃないか・・・そういう危機感を持っています。

 

また、情報通信技術が発達するからこそ、コミュニケーションは大事です。

ある女子高生が複数の友達とカラオケに行くことになり、カラオケの場所が学校から離れていたため、その中でも特に仲のイイ友達に、LINEでこういうメッセージを送ったそうです。

『なんで来るの?』

メッセージを受け取った友達は、カラオケに行かず、その後女子校生と絶縁状態になったということです。

 

これを聞いてどうお感じになるでしょう?

女子高生は移動手段を聞いたつもりが、友達は「あんたがどうして来るんだ?」と勘違いしたという話です。

もしも、この女子高生と友達が本当にコミュニケーションが取れていれば、電話などで直接確認したかもしれませんし、LINEで勘違いを解消するようにしたかもしれません。

 

これは、実はコミュニケーションがとれているようでとれていない例ですが、こんな事例は最近たくさんありって、こういった勘違いから事件になる例もあるそうです。

つまり、LINEなどが発達しても、重要なのは普段からのコミュニケーションだということ。

また、これからのAI時代に求める能力について複数の有識者に尋ねたところ、「人間的資質」「企画創造力」と並んで「コミュニケーション能力」が上位にランクインしたとの調査結果もあります。
(平成28年度情報通信白書から)

いずれ、小さいうちから『コミュニケーション能力』を高めていくことは、これからの子どもたちにとって必須といえます。

 

コミュニケーション能力を伸ばすために・・・

 

「冬のマイ★スタ!」は、市内外の多くの学校からいろいろな学年の子が参加します。

その出会いの中で、いろいろなことに取り組んだり、話し合ったりするだけでも、今の子どもたちにとってはハードルが高いんだと思います。

実はそれだけでもかなりのコミュニケーションを図ることができますが、今回の「冬のマイ★スタ」では、いろいろなゲームをしながら、コミュニケーションを深めるプログラムをやってみます。

 

ただ、これまでの「体験塾」や「マイ★スタ」をやって痛感することは、

 

『大人に比べて、子どもたちの方がすぐにコミュニケーションをとることができる』

『早いうちに、いろいろな人に出会ったほうがいい』

 

ということです。

 

大人になって凝り固まった『自己概念』を融解させるのは、かなりの労力を要します。

小さいうちから、「いろいろな性格」をもった子がいること「いろいろな考え方(価値観)」があることを理解して、物事を多面的に見ることができること・・・

そうすることによって、おそらく今後多様化する社会(ダイバーシティ)の中でも、柔軟に、楽しく、たくましく生きていくことができると思います。

 

長くなってしまいましたが、

『いろいろな出会いが、コミュニケーション能力を高める』

 

「冬のマイ★スタ!」では、そのお手伝いをしようと思っています。

 

 

次回は、冬のマイ★スタで取り組む「プログラム&パソコン」についてご紹介します。